徳島眉山天神社 とくしまびざんてんじんじゃ
徳島眉山神社は徳島県徳島市の眉山のふもとに鎮座する神社です。
江戸時代 文化6年(1809年)に現在の社地に一社を創建。
学問の神様 菅原道真公を祀っていることから合格祈願で多くの学生が訪れます。そのため受験シーズンは参拝者が多く、境内には知恵の牛があり、さすればさするほど知恵がつくといわれています。
藩主蜂須賀公が阿波入国以来、蜂須賀家が保護し、徳島の聖地です。徳島阿波おどり会館の隣にあります。
学問の神様。商売繁盛、交通安全、家内安全、災難厄よけの神様として古くから眉山の麓でかつ、病気平癒の祈願に人々に
敬仰されきました。
春には、阿波踊り会館との間の桜の大木が見事に咲き誇るそうです。
石段の上に覆いかぶさるように枝がしなやかに伸び、手で触れそうなくらい近くで見られることができ、とても美しいそうです。ぜひ、次は春にも参拝したいと思います。
知恵の牛に「寂聴」の文字があります。瀬戸内寂聴氏命名だそうです。
鳴鷲の天井
神様のお告げに酔って出来たもので、日光の鳴竜、今日とし音韻の鷲張りの廊下に次いで、今や静かに有名になりつつあります。
この天井の下で拍手を売って祈願をしますと鳴鷲の返答があり願い事が神様に通うじ、あらたかな霊験を受ける事ができます。
徳島駅までの町並みを眺望でき、天神社の階段をのぼってまずひと息つく時に。
天神社 正面の拝殿前に、祈祷受付ができます。ご祈祷についてはこちら→
心字の庭
階段をあがってすぐ、境内地面の置き石を心字に形どり清明な心境を与えます。
おおきな文字なので 文字と気づかない方も多いです。ぜひ 気にかけて参拝する前に心鎮めてみてはいあkがでしょうか、
徳島眉山天神社 住所・電話。アクセス・時間など
住所
〒770-0908
徳島市新町橋2丁目21
(旧-徳島県徳島市眉山町天神山1)
徳島駅から800m
電話番号
アクセス・行き方
車: 徳島ICから約20分、鳴門ICから約35分
(駐車場は阿波踊り会館の裏手に無料4台)
電車: JR徳島駅前から眉山方面へ徒歩10分
バス: 徳島市営バス「ロープウェイ前」から徒歩2分
定休日
無休
参拝時間
いつでも
ただし、授与時間は、9:30~16:00
拝観料
不要
創建
文化6年(1806年)
祭神
菅原道真公
ご利益
学業成就、商売繁昌、交通安全、家内安全
縁結び、子授け、安産、夫婦円満など(境内にある姫宮神社)
美しい眉山天神社の御朱印 姫神社の御朱印 九人大明神の御朱印
あり
季節限定のデザインもあります
順に、九人大明神、姫宮、天神社
※姫宮と天神社は別別に頂く事も可能です。
ビニールカバー付御朱印帳 |
眉山天神社 行事
- 1月1日 – 元旦祭
- 1月15日 – 成人式
- 11月15日 七五三の日
- 7月25日 – 天神祭
- 11月25日 – 例大祭
天神祭
天神祭は、全国の天満宮および天神社で催される祭りで、祭神の菅原道真の命日にちなんだ縁日です。
紅白の法被に身を包んだ女性たちが神輿(みこし)を担ぐギャル神輿や勇壮な男神輿、かわいい子ども神輿などが街を練り歩き、神輿を舟に乗せて川を渡る「川渡御(かわとぎょ)」も行われます。天神社を出発し新町商店街アーケード周辺をまわります。
徳島出身の瀬戸内寂聴さんが名付けした「知恵神輿の女神輿」、「男神輿」、「子供神輿」と名付けました。
開催日時:7月24日〜7月25日 火曜日、水曜日 毎年同日
眉山天神社 ご祈祷
予約が必要な行事もあります。電話番号 088-622-9962
※阿波踊り会館右横奥に無料駐車場あり。
七五三のご祈祷
男の子は、3歳「髪置の儀式」、5歳「袴着の儀式」。女の子は、3歳「髪置の儀式」、7歳「帯解の儀式」
本来は11月15日ですが、ご家族のご都合に合わせ11月15日以外の日にもお参りされる家族が増えているそうです。
- 11月
平日は要電話予約が必要です。
土日祝と15日は予約なしで祈祷が受けられます。9時30分より受付開始で10時より申込用紙に記入した方より順番に祈祷。 - 10月・12月
電話予約が必要です。
初宮詣
電話予約が必要です。
その他
お百度参り
百度参りとは、多くは個人的なものであり、その内容が切実なものである場合に、一度の参拝ではなく何度も参拝することでより、心願が成就するようにと願ったものであるとされております。
百度参りの方法は、神社の入口から拝殿・本堂まで行って参拝し、また神社の入口まで戻るということを百度繰り返す。俗にこれを「お百度を踏む」という。
社寺の入口近くに、その目標となる「百度石」という石柱が立てられており、回数を間違えないように、小石、竹串や小銭などを百個用意しておいて参拝のたびに拝殿・本堂に1個ずつ置いて数を数えながらお参りするとされています。(徳島眉山 天神社Facebookより)
眉山天神社 内境・境内にある神社
手水社 梅泉
恋むすびの姫宮神社 日本有数の恋愛パワースポット
天神社の左に鎮座する恋愛のパワースポット姫宮神社。徳島人のふるさと万葉の歌人に読まれている母なる眉山の麓にあり、この地域で昔から「姫宮さん」と進行の中心となっている霊験あらたかな神社です。
この地の方にこの自然石の巨石のことを伺う事ができたのですが、女性と生命の誕生を尊ぶような絶妙な形は「日本有数の奇巌として絶妙にして幽玄なる秘物」な奇石・陰石として有名で、巨石は縄文時代から存在しているとのこと。この場所で縄文土器などがよく発見されているからだそうです。
姫宮神社のご利益は恋愛成就、夫婦円満、子授かり、安産、縁結び、そして病気治癒。境内はハートだらけ。姫宮神社には、巨石が祀られている手前の鳥居やお賽銭箱にハートがあしらわれ、さらにハートの御影石がしかれた参道の石畳がとてもかわいらしいです。奥には夫婦岩があり、夫婦円満のご利益もあります。
夫婦円満祈願、コレから夫婦になるひとも〜金婚式を迎えるかたにも
手芸のプロ、書道のプロが道具供養に!手芸や書道がうまくなりたい方必見
奥には 筆塚・針塚があります。手芸や書道が上手になりたい方におすすめ!
針塚は、縫針の供養塚として、毎年2月8日、12月8日に1年間使い古した針を納め供養します。
菅原道真公は書道の神様でもあり、筆塚は書道関係関係者や筆を愛用する人々がその使い古した筆をおさめる供養塚。
姫宮神社は、病に苦しむ人の“癒しのパワースポット”で、病気を治癒する力もあるとされています。
九人神社・九人大明神 お狸様 諸願成就・商売繁盛
お稲荷様の横で祀られている九人大明神様
天神社を守るお狸さんとも言われています。諸願上手に霊験があり、庶民信仰がとくにあつい
阿波の狸合戦も有名で スタジオジブリの平成ぽんぽこも 阿波の狸合戦から作られたと言われています、
白大夫神社 菅原道真公の忠臣を祀る神社
道真公の忠臣、渡会春彦という道真公の随臣として末社に祀られています。
左が九人神社で右が白大夫神社
稲荷神社 家業守として五穀豊穣、商売繁盛、
稲荷神(稲荷大名神、お稲荷様、お稲荷さん)を祀る。
多くの稲荷神社ではウカノミタマを主祭神。
家業の守神として その信仰は全国津々浦々に及びます 五穀豊穣、商売繁盛の神様。
眉山天神社のお守り・お札・おみくじ とその料金
眉山天神社の社務所で御守り・お札・御朱印がたまわれます。
その奥におみくじがあります。
お守りやお札、おみくじが豊富にあります。
心願成就 800円
天神様御守護守 700円
おみくじ
万葉みくじ
天神社の由緒
徳島眉山天神社は菅原道真公を御奉祀申し上げ、藩主蜂須賀家政公阿波入国以来の聖地でありまして、県内はもちろん県外からも学問の神様、商売繁昌、また交通安全、家内安全の神様として信仰厚く、毎年七月二十五日に行われています天神まつりは、徳島の夏まつりの中心行事として盛大に執り行われ県民はもちろんその名を天下に知られております。道真公は、学者として名高い文章博士是善卿の子として承和十二年(845)乙丑六月二十五日、京都菅原院でお生まれになりました。
学者として、政治家として、大きな業績を残し、九州太宰府に嫡(言)居、なくなられるまで五十九年の波瀾に富んだ生涯をおくられました。後人その徳を敬慕して「管公」と称え、古くから文教の祖神として広く敬仰されて参りました。
管公が四才の時「美しや紅の色なる梅の花、あこが顔にもつけたくぞある。」という和歌を詠まれ、十一才の時に「月夜に梅花を見る」という漢詩を作られたのを見てもいかに学問に励まれたか推察できます。
貞観十九年には文章博士となり、当代に並びなき大教育家として尊敬せられました。
仁和二年(887)正月、道真公は四十二才で 讃岐守に任命され、寛平二年(890)春再び都に帰り、次々に官位を栄進し、昌泰二年(895)春、五十五才で右大臣に任命されました。
名門を誇り、家柄によりかかるところの左大臣藤原時平にとって、文章の力によって台頭してきた道真公は、宮廷勢力握るかに見えました。時平は醍醐天皇にざん言することにより、道真公は昌泰四年(901)正月二十五日、九州太宰府に左遷されました。道真公は,忠臣白大夫や警護の数人と共に都を出発、難波(大阪)から配所に向かわれました。天神祭の船渡御神事は、この海上行によりはじまります。
道真公は、太宰府にあって、天を怨まず、人を憤らず「恩賜の御衣」の詩にもあるように、必ず冤罪の晴れる日を信じて、至誠一貫の生活を続けられました。
延喜三年(903)二月二十五日、五十九才で配所の月を眺めながら、さびしくその悲劇の生涯を閉じられました。 道真公の死後、京都では雷鳴、自信、洪水、疫病などが起こり道真公左遷の首謀者左大臣時平は、三十九才で病没するなど道真公の怨霊と考えられる事件が起こりました。
道真公を死へ追いやった者への憤り、無実の罪におとしいれた者への反発が、道真公への同情となり敬慕となって、朝廷も道真公の霊を慰めるため、左大臣正一位を贈られ、さらに太政大臣を贈られました。
道真公が亡くなってから八十年、はじめて本来のお姿にかえられ、その霊をお慰めするため、神と祭られたのであります。
管公は、萬代の師として長く後生の人々より尊崇され、学問の神様として御神徳前々(心)高きは実にこの人格の然らしむ所であります。祭事
元旦祭(初詣)一月一日
新しい年の始めを祝うとともに、この一年の開運を祈願します。正月三ヶ日に行う。
成人祭(成人の日)一月十五日
以上
『平成祭礼データ』(平成七年)から 『徳島県神社誌』、『平成祭礼CD』より
眉山天神社 周辺施設
阿波踊り会館
阿波踊りホール
阿波おどりを観覧するための専用ホール(客席数250席)。昼の公演は阿波おどり会館の専属連が出演、夜の公演は有名連33連が毎日交代で1連ずつ出演し、躍動的な阿波おどりを目の前で披露する。公演の中には「阿波おどり体験コーナー」があり、飛び入りで参加することができる。
[昼のおどり]・・・会館専属連による阿波おどり
公演時間
40分「体験コーナーあり」
席数
250席
入場料
大人800円、小・中学生400円
※団体割引・障害者割引あり
公演スケジュール
毎日: 1日4回公演(11:00、14:00、15:00、16:00)
[夜のおどり]・・・有名連による阿波おどり
開演時間
50分「体験コーナーあり」
席数
250席
場料
大人1,000円
小・中学生500円
※団体割引・障害者割引あり
公演スケジュール
毎日 1日1回公演(20:00〜)
眉山ロープウェイ
阿波おどり会館と眉山山頂を結ぶ眉山ロープウェイの山麓駅。山頂駅までの所要時間は約6分。山頂からは、紀伊水道に面した徳島平野の雄大なパノラマを楽しむことができる。四国三郎・吉野川はもちろん、遠くは大鳴門橋と淡路島、天気がよければ紀伊半島を望むこともできる。
運転時間
4/1〜10/31=9:00〜21:00
11/1〜3/31=9:00〜17:30
※8/12〜15=9:00〜22:00
利用料金
一般(中学生以上)=610円(片道)・1,020円(往復)
小学生=300円(片道)・510円(往復)
(協力 )